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グラハムのシュー、そしてウツのハナシ。

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昨日焼いたグラハム粉50%入りのシュー生地。
ついでにカスタードもラカントS使用。
(ラカントはエリスリトールと言う物質を使っていて
炭水化物の糖類ではナイ。なので血糖値は上がらないのだ。)
低GIシュークリームを目指してみた。
そして焼成時間をジックリ1時間ほど取り、
ガリっと香ばしい生地に。
(GIとはグリセミックインデックスといって食品に含まれる
 糖類の吸収度合いを示す数値のことです)

グラハムのシュー、そしてウツのハナシ。_f0132605_13481745.jpg

グラハム粉には薄力粉もある。
でもウチに在庫がなかったので
グラハム強力粉を使った。
そのせいか炊き上げる過程で
かなりモッチリしたカンジ。
卵液を混ぜ込んでしまえば
気にならなかったけれど。
焼き上がったシューもかなり力強い。
次女ちゃんはコッチの方がすき、
なんて言ってたけど
長男君はいつものが良いみたい。
・・・って、アンタの為に焼いたんだ
けどねー^^;




なんでこんなに低GIを気にするのかと言うと
以前にも書いたけれど、血糖値を上げたくないから。
血糖値の乱高下が続くと血糖値のコントロールが追いつかなくなり
機能性低血糖症という状態になってしまうというのだ。
特にいけないのが白い砂糖。
なのでなるべく白いお砂糖を使わないように努めている。
機能性低血糖症の多くは鬱などの精神疾患を伴う事が多いそうだ。

ウチは医療機関にはかからなかったけれど
息子の症状や食生活を考えると、コレにぴったり当てはまってしまった。

それから栄養不良。
摂取する栄養素のアンバランスが心の安定を失わせる。

こういう事を知った私は自己流で栄養療法を始めた訳だが
最初の頃は半信半疑だった。

「本当に食べモノだけで治るのかなあ。」
「自分の勝手な判断でより悪くしてしまうかも・・・。」

常に不安だったのだが、皆さん、本当だったんです。
鬱って治るんだ!
先日息子が「来週から学校行くわ。」
と私に言った。
ええ?!?!
ほんとう?!
まだ一ヶ月ちょっとの“治療”が功を奏して
ここまで言えるようになったのだ。

鬱って本当に治るのねー。
嬉しくてうれしくてすぐには本当と思えないくらいうれしい!

薬を飲ませなくて良かった。
本を信じて良かった。

ただまだもう一歩な気がするの。
来週本当に行けるかどうかもまだ不安。
でもね、そんな気になれただけでもすごいコトだと思うのだ。
それまでの彼の状態を考えると。

鬱って治るんだー。
しかも薬なし。
スゴイなあ。
生田哲先生、ありがとうございました!

なんだか今回のコトで栄養と精神疾患のコト
もっと知りたくなってきた。
だってウツで苦しんでいる人、沢山いるもの。
皆が関心を持って、もっとこういう知識が増えれば
そういう人も救われるんじゃないかな。
息子の学校でも心理カウンセラーの先生に相談する人が多いそう。

初め息子の状態が悪くなったときに一番に考えたのは
私のせいなんじゃないだろうか、と言う事。

プレッシャーのかけ過ぎ?
甘やかし過ぎた?
それとも過干渉だったのだろうか・・・。

でもいろいろ調べるうちに生田哲先生の著書に出会って
まさに目からウロコが落ちた思い!
そうだったんだ・・・。
肩の力が抜けてホッとしたのをおぼえている。

鬱になるのは栄養欠損による脳の物質のアンバランスのせい。
心は目に見えないと言われてきたが
脳内の物質の働きによっておこること、
栄養素をきちんと整えて摂取していけばウツ状態も改善していく。

とうようなことが書いてあったのだ。

なのでそういう状態の人がいくらカウンセリングなどを受けた所で
状態は改善しない。
心理的な事ではなく、はっきり目に見える栄養素の不足が問題だったのだ。

それから先に書いた白い砂糖の摂り過ぎ、
細かくここには書かないが、それらがリンクして精神疾患を引き起こしていた。

私は自分の息子の状態をそう理解している。

ならば栄養状態を改善していけばいいんじゃないか。
そう思って始めた事、それがこんなに劇的に功を奏して
自分でも驚いている。

コレはみんなに話したい!
自分ひとりの体験でしまいこんでしまってはもったいない。
実は小学校の成人委員になった私、
毎年講師をお呼びして、教育セミナーを開催しているのだが
その場でこの体験談を話すと言うのはどうだろう。
そう思ったのだが息子がイヤだと言う。
・・・まーね。
イヤだよねー。

自分の学区で自分がツライ思いをしたことを話されるのはイヤなんだろうな。
まだ過中だもんね。

ホントはこのブログに書かれるのもイヤかなー、
そう思いつつもこっそり書いている。
はじめは自分のフラストレーションの解消の意味合いが強かった気がするけれど
今は、同じように苦しんでいる人の役に立つかもしれない、
そう思うから。

じじつ自分自身もそういったブログの情報がとても頼りになったから。

いつかきちんと多くの人に話したい。
何かきっと役立つと思うのだ。

それから薬のコト。
向精神薬と言うモノがどんなものかハッキリとは知らなかったが
良くない印象が強かった。
と言うのも以前少しの間、精神疾患で向精神薬を処方されていた人に
パンをお教えしていたから。
その方のお話を聞くにつれ、私にはどうしても
薬がより状況を悪化させているように思えてならなかった。
そして生田哲先生の著書を読んで
「やはり向精神薬は息子には飲ませたくない。」
そう思った。

薬には以前にも書いた脳内の幸福物質と呼ばれる
セロトニンを働かせると言うモノがある。
ただ薬にセロトニンを作り出す力はないから
セロトニンの再吸収を妨げて働かせるというしくみなのだ。
敢えて言えば覚せい剤と同じ仕組みと言えると思う。

それが栄養素をキチンと摂ることによって
セロトニンを作る物質、その働きを助ける物質が脳内に入り
より多くのセロトニンを無理なく作りだしてくれることによって
幸福感が得られ、前向きに生きていけるのだ。

それに薬には必ず副作用がある。
強い依存性があり、量も増えていってしまう。

こういった理由で息子には飲ませたくなかったのだ。

ああ、すごーく長くなっちゃいました。
まだまだいろいろ書き足りないけれど
そんなに書いちゃっても・・・。
と言うか、ここまで読んでくださる方はいるのだろうか?^^;

自己満足かもしれないけどまあいいや。
何かの役に立つと信じて。。


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いつもありがとうございます^^


心配して下さった皆さん、どうもありがとうございました。
まだまだかもしれないけれど
目の前に明かりが灯ったような気がします。
皆さんの温かい言葉に、涙が流れました。
何度励まして頂いたことか。
そういう皆さんに明るいご報告ができるように
これからもがんばります^-^

by fumiyok7 | 2012-05-26 15:19 | お菓子